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阿路岐の日常&備忘録です。


by potecoro_ukpa
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牡蠣のトラウマ

以前に比べると、心身共に割合健康な私ですが、精神を病みやすいところは変わっていないようです。この週末、自分が新たな問題を抱えたことが分かってしまいました。

最近、どうも外食が苦手です。レストランに入ると急激に食欲が低下し、場合によっては具合まで悪くなってきます。とりあえず、今月は、ハンバーガーと天麩羅とチキンカツとフォーを食べるきることができませんでした。多分、同じメニューでも自分の家で食べるのなら何の問題もないのです。とりあえず家では具合を悪くすることはないので。我ながらヘンテコリンです。

原因をいろいろ考えてみたのですが、どうも、以前「牡蠣と海老のパスタ」で地獄を味わったことが関係している気がします。レストランに入ると、「牡蠣と海老のパスタ」の記憶が無意識に呼び出され、身体が料理を受け付けなくなるのでは、と考えています。

とりあえず、しばらくは、いい感じの洋食屋さんと油っぽい料理は避け、和食中心の生活と毎日の運動で対応しようと思います。

それにしても、心と身体がこうも密接に繋がっているというのは、当たり前のようで、やっぱり不思議なものです。自分のこの体質は厄介なことこの上ないですが、逆にこのお陰で心と身体の繋がりを実感として理解できているのも事実。これを上手く人生の肥やしにしていけるといいですね。
# by potecoro_ukpa | 2006-04-30 21:38

友に再会して

随分間があきましたが、卒業式の記録の続きです。

卒業証書授与式の後、先生や先輩と話してから出口に向かうと、思いがけない人物が待っていました。

途中で、ひっそりと他大学に変わってしまった友人です。まさか彼が来てくれるとは想像もしてなかったので、心底驚きました。久々の再会を喜んで肩を抱くと、彼は何だか涙ぐんでいます。彼は、一体何を思っていたでしょうか。一度離れた大学に戻ってくるのは、なかなか勇気のいるものです。

彼の元気そうな姿を喜びつつも、二年前彼を助けてやれなかったことに、私は苦々しいものを感じていました。

かつて、私は彼が経験したものに近い苦しみを味わいました。何がきっかけだったのか、高校の頃から調子が狂い始めました。日々、鬱々として気持ちが晴れないのです。大好きだった部活も楽しめなくなりました。私の場合、その影響は直接身体に表れました。毎日、ひどい腹痛と下痢を繰り返すんです。朝起きてから家を出るまでに、3~4回はトイレに行きます。冬は悪寒が凄くて、熱いシャワーを浴びないとまともに動くことすらできません。出かけるまでに時間がかかるので、勉強も兼ねて毎朝4時に起きるようになりました。

大学に進学すると、症状は一層ひどくなりました。当時、私は、どうして自分の身体がこんな訳の分からないことになっているのか、さっぱり分かりませんでした。そうこうするうちに朝起きることが難しくなり、どんどん行き詰まっていきました。食事もあまり食べれません。頭はぼうっとして、まるでガラス越しに物事を眺めているようでした。不思議なくらい現実感のない日々。私は大学を逃げ出して、実家に帰りました。

実家での静養を経て私は今の大学に入学しました。個性豊かで知的で温かな友人に囲まれ、少しずつ身体は治っていきました。頭がぼうっとした感覚だけは、薄皮のように脳に張り付いていましたが、ともかく体調はずっと良くなりました。

今の私は、かなり健康です。ふとしたきっかけで、ガラガラと体調を崩しますが、全体的には健康です。五年前は2~3切れしか食べれなかった焼肉も、今はモリモリ食べるようになりました。

その一方、同じ苦しみを持っている友人を助けることができませんでした。ちゃんと理解してあげる事もできなかった。そんな自分が、残念でなりません。

今は、何があっても潰れないように心身を鍛える日々です。大学での勉強のお陰もあり、以前よりは、視野が広がったと思います。今なら、心の問題を抱えている人を支えることができると思うし、そうしていくつもりです。
# by potecoro_ukpa | 2006-04-27 23:21

原油価格が…

二日連続最高値更新だそうで。

生活に直接響くから痛いです。あ~、秋には車買い替えたかったけど、スバルが現在試験中の電気自動車を発売するまで待とうかな。最近、循環型社会の可能性に興味が強いのですが、その点でガソリン車は無駄が多すぎて悲しくなります。特にブレーキ踏む時、ガソリン燃やして得た運動エネルギーが熱エネルギーとなって空気中に逃げていってしまう様子を思い描いて、しょんぼりしてしまうんです。

でも、やっぱり車は好きなんだな。我が儘だけど、好きなものは仕方ない。より効率の良い電気自動車に期待です。早く出てこい、R1e。
# by potecoro_ukpa | 2006-04-20 22:14

変なの~

最近、家に帰る度、鼻がグズグズして仕方ありません。私、花粉症ではあるのですが、今年は外では大して症状がないのに対して、鼻がグズグズするのは決まって家に帰ったとき。
ダニか何かいるんでしょうかね。二日に一度は掃除してるのになあ。謎です。

しばらく前の話になりますが、気になるニュースが一つあったので感じたことを書いておこうと思います。

『東京都教育庁は13日、職員会議で教職員による「挙手」や「採決」をしてはならないという通知を都立高校など263都立学校長に出した。』

はあ?ってなりました。いくらなんでもおかしくないですかね。記事によると、都教育庁の主導権を確保するのが目的のようですが、現場は現場の先生にしか分からないだろうにさ。

確かに、ある程度校長の権限を強めるのはかまわないと思います。校長先生一人一人の持つ「味」を活かした学校運営ができるだろうし、意思決定も早くなるでしょう。

でも、挙手禁止はいくらなんでもやりすぎです。これは、少なくとも東京都は現場の先生の意見や考えは一切尊重していないと捉えることができます。もし東京都が完全にトップダウン型の教育を目指しているのなら、それは勘違いもはなはだしいと言わざるをえません。普段、教育現場に出ていない都の職員に何ができるでしょうか。

私自身、教育実習で痛感したのですが、実際の教育現場はテレビの報道などで想像されるものとは随分と印象が違います。学力低下ばかりクローズアップされるけど、そもそもそれ以前の問題が大きすぎるのです。子ども達は家庭に大変な問題を抱えていることが少なくありません。なんとも凄まじい時代です。そんな中でも、生徒達が楽しい人生を送れるよう、先生は文字通り命を削って働いてます。その厳しい現実が東京都に分かるのでしょうか。視察するくらいじゃ絶対に分かりません。子ども達の世界に入り込んで初めて少しだけ理解できることです。

いつも思うのですが、東京都の教育論議って子ども達からかけ離れています。例えば国歌斉唱。国歌斉唱をするか否かがそんなに重要ですか?厳罰を持って強要する東京都の姿勢は理解できません。逆に徹底的に国歌斉唱を拒む人も正直どうかと思います。所詮大人どうしのイデオロギーのぶつかり合いでしかありません。

子ども達を見れば、もっと取り組むべき大きな問題があることは明らかでしょう。
# by potecoro_ukpa | 2006-04-19 19:11

久々の更新です。携帯からの更新って、なかなかに大変で、ついサボりがちになってしまいます。諸事情により、インターネットが使えるのは一ヶ月先になりそうです。
週末は、急用で実家に帰りました。帰る途中、ちょっと面白い経験をしました。

高速道路でパーキングエリアに寄ると、エンジンから白煙が出ている車が一台。乗ってるのは、外国人女性の二人連れでした。日本語は「こんにちは」とか「少しだけ」くらいのもので、ほとんど話せない様子。一人のおじさんが彼女達を助けようと一生懸命なのですが、彼も英語は全く話しません。非常に困った状況なので、下手くそな英語を使って手伝うことにしました。

話してみると、二人は米軍関係者らしく、岩国の基地に戻る途中だったようです。エンジンルームをみると、吸気口からインテークマニホールドに繋がるホースがぱっくりと口を開き、エンジンからは白煙が上っています。どう見ても、これ以上自走するのは止めた方が良さそうです。非常電話を使って、高速道路の官制センターに相談。あれって、受話器を取ると、すぐに繋がるんですね~。しばらくやり取りをした結果、車は、その場に放置し、月曜日に米軍基地内の業者が車を運搬&修理しに来ることになりました。

さて、二人の家は岩国ですが、私もちょうど岩国で高速を降りようと考えていましたので、ついでに送って行くことにしました。

私のチビ車に荷物を移してると、なにやら古めかしい書や兜の絵など随分と面白い物があります。聞けば、福山で骨董品を購入してきたのだとか。その中に、米袋に入った一際大きな荷物が一つ。なんと、それは古い男性用トイレとのことでした。二人はそれをいたく気に入っているようで、"My lovely toilet."なんて言ってニコニコしています。岩国に着いてから見せてもらうと、確かに綺麗な模様が描かれ、有田焼がトイレになったかのような、なかなかエキゾチックなものです。が、それにしてもトイレを買って帰るとは。可笑しくって大笑いしてしまいました。ちなみに、お花を植えるのに使うんだそうです。
二人を狭い座席に押し込み、いざ岩国へ。基地での生活、これまで訪れた国のこと、日本文化の事などの話をしつつ走るうちに岩国インターに着きました。しばらくするとコンビニに屈強な旦那さんが迎えに現れ、そこでお別れになりました。

いや~、面白い経験でした。久々に英語の訓練にもなったし、なにより、とても気さくで明るい人達でした。今はトイレにお花を植えて楽しんでいるころでしょうか。
# by potecoro_ukpa | 2006-04-18 20:18